1. "悩むとは、物事を複雑にしていく行為である。 
    考えるとは、物事をシンプルにしていく行為である。 "
     
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  3. "ペペロンチーノは、にんにくと赤唐辛子をオリーブオイルで熱し、茹でたパスタを絡めただけの、ごくシンプルな料理。パスタの基本中の基本と言っていいだろう。普通、パスタのレシピ本といえば、オイル系、トマトソース系、クリームソース系、ミートソース系、冷製……などと、さまざまなバリエーションを紹介するものがほとんどだと思う。しかし本書の著書・土屋敦は、それとは真逆のベクトルに突っ走る。そうして完成したのが「たったひとつの料理に14万字を費やした世界一長いレシピ本」――つまり本書は、まるまる1冊、ペペロンチーノについて「だけ」書かれた、じつに偏執狂的なレシピ本なのである。

    ぺペロンチーノは、チーズやアンチョビといった、パスタ料理によく使われる旨みやコクを出す食材を一切使わない。「書斎派パスタ求道者」を自称する土屋は、ぺペロンチーノを「食材を最低限にしぼり込んだうえで、味をどこまで極めていくか。いわば『引き算』の料理」と定義付ける。求道者にふさわしく、ひじょうにストイックな料理だと言える。しかし一方で、どこででも簡単に手に入る食材を使って、安価に、短時間で調理できるため、初心者にもハードルが低く、パスタの入門編という側面もある。

    なんにせよ、材料もごくわずか、作る行程も数行で説明できる料理で1冊もつのか?という疑念が生じるかもしれない。しかし、それは杞憂である。通読して分かるのは、読み物としての体裁を整えるために「新書1冊にまとめた」のが本書であり、実際にはこれを遥かに越えるトライアルアンドエラーがあったということ。さらに、時間や紙幅の制限さえなければ、さらに延々と実験を繰り返していたに違いなく、新書1冊どころか、長編小説1冊分くらい軽くいっていたかもしれないのだ。"
     

  4. "松竹梅ってのが大切でね、別に梅だからって手を抜いてるわけじゃなくて、ちゃんと仕事はしてるしお客様に満足頂ける100%だけど、もっと金を出してくれたら、もっと良い物を見せまっせ。と言うのがプロですと最初の会社で教わりました。"
     

  5. "人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。"
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    うわっ。

    (via nakano)

    2010-09-14

    (via mcsgsym)

    mcsgsymrenafukaからリブログ:

    (via tataraseitetsu)

    (元記事: usaginobike (deli-hell-meから))

     
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  7. "

    時間というものは一時間あったら50分しか使ってはいけないものだ、とわしは子供の時おそわった。
    どんなに根を詰めても10分は休まないとな。
    朝の8時から起きて一日を過ごせば、午後8時にはほぼ完全な休息に入らなければ人間は人間でなくなってしまう。
    10歳以下の子供なら午後8時はもうベッドに入っている時間である。
    眠るためでもあるが、日常とは切り離された時間のなかで、いろいろなことを考えるためです。

    日本のひとは時間を隙間なく埋めてしまうのが大好きなようにみえる。
    「ぎっちりした時間」が出来上がると、ちょっと嬉しそうだ。
    逆に午後4時から午後7時まで「なにもない空白」な時間があると、とても不安になったりしそうである。
    この3時間を、どうやってすごせばよいだろう。

    ほんとうは、3時間も空いてしまったら、大チャンスなのだから、もしきみが海辺の町で仕事をしているのだったら、ベーカリーによってクリーム・バンを買って、コーヒーのボトルをもって、海辺のベンチに歩いておりていって、ぼんやり海を見ているのが良いのです。
    ずっと昔のことを考えて、ああ、あんなことあったなあ、と頭の奥のすみっこで曖昧な輪郭をなしている記憶を呼び起こす。
    持っているクルマのサードギアがスムースに入らないのはなぜだろうと思う。
    自分にはどんな伴侶が向いているのだろう。
    SFって読んだことないけどおもしろいのかな。

    文明人の特徴というべきか定義というべきかは、まさにこれであって、文明人で精神が健全なら「3時間」などは、そうやってぼんやりものごとを思い浮かべているだけであっというまに経ってしまう。
    そうやって3時間を過ごせないで退屈してしまうひと、というのは、それだけ自分の中の文明が破壊されてしまっているのだと思います。

    "
     
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